日本と縁深いヨーロッパの隠れ家

年始の機会に、今年は⚪︎⚪︎への旅行を計画してみたいと家族で話し合うのも良いですよね。

昨年、長期休みをいただく機会があったので久しぶりの海外旅行をしてきました!ずっと気になっていた国、スペインのお隣のポルトガルへ行ってみました。

ポルトガルに旅行に行った友人がいて、こじんまりしていてとても良い国と聞いていたのですが、行ってみたらその通りで本当に居心地の良い国でした!スペインやフランスほどの派手さはないのですが、国民性が穏やかで、食事はシーフードが多くて、お米もよく食べるので日本人の口に合います。「カステラ」や「パン」「コンペイトウ」という言葉はポルトガル語が語源のようで、伝統的な歌「Fado」はまるで日本の演歌みたいな哀愁漂う雰囲気です。直行便はおそらく出ていないので、距離は遠い国ですが、日本との共通点がいくつかあって何だか馴染みやすい。遠いようで近い、もうひとつのふるさとのような温かい国でした。

ぜひ今年ポルトガルへ足を運んでみてはいかがでしょうか。

今日はおすすめのレストランを地域別に3つ紹介します☺️

Lisbon – Águas Livres –

ポルトガルの首都Lisbon。路面電車が細い小道を走り抜けていくのが印象的です。

首都ですがメトロも4線しかないので、どこに行くにも近くてアクセスの良い感じでした。

おすすめのレストランは、Águas Livres(アグアス・リブレス)です。メトロ黄色線のRato(ラット)という駅が最寄りで、坂を登って歩いて約5分ほど。地元の人が行くのかな、可愛らしい雰囲気のお店です。

お店の方は英語も話せて、おすすめ料理を伺いました。お魚料理にはタラのさつま揚げ風、豆リゾットとサラダ付きを、お肉料理には鴨の炊き込みご飯を頼んで、友人と2人でシェアしました。

  • お魚:Pataniscas de Bacalhau c/arroz de feijão(2024年10月時点9.50 EUR、約1,570円)
  • お肉:Arroz de Pato à antiga(2024年10月時点10.00 EUR、約1,650円)

下記の写真では撮り忘れてしまったのですが、お魚料理にはしっかりめのサラダもついてきて、2人でシェアしても、お腹いっぱいになりました!ちゃっかりとポルトガル産のワインも注文しました☺️

写真左が鴨の炊き込みご飯で、写真右がタラのさつま揚げ風と豆リゾットです。

ポルトガルのレストランでは、何も注文していないのにテーブルにパンとオリーブが置いてあるまたは運ばれてくることがありますが、サービスではなく有料なので注意してください!いらない場合は、不要ですとお伝えすれば嫌な顔せずに下げてくれました。

Porto – Brasão –

ポルトガルの第二の都市Porto。Lisbonより北にあり、電車で約3時間ほど。Lisbonとはまた違った雰囲気で旧市街の街並みがとても美しい!

スケジュールの都合で滞在時間はとても短かったのですが、教会やお土産屋さん、有名な本屋さんなどがコンパクトに集まっていて見どころ満載です。

Portoの有名な料理を調べてみると、Francesinha(フランセジーニャ)というサンドイッチだそう。これが普通のサンドイッチではなく、ボリューム120%のサンドイッチです。間に挟まっているのはお肉のオンパレードで、ハム、パティ、焼いたお肉など。上にチーズがくまなく乗っていて、最後にトマトベースぽいソースにたっぷりと浸ってオーブンで焼かれて出てきます。

その有名なFrancesinhaをお目当てにBrasão(ブラザオ)というレストランに行ってみました。最寄り駅はAliadosというメトロの駅でこちらも歩いて3分ほどでした。人気店のようなので、予約をして行くことをおすすめします!店内はビアバーのような少し暗めの大人な雰囲気。ポルトガル産のビールを初めて注文。キンキンに冷えていて、さっぱりとした味わいでとても美味しかったです。

楽しみにしていたFrancesinhaは2人で半分。あとはシーザーサラダを注文しました。現地の方はFrancesinhaを1人1つ食べるのが当たり前のようで、さらに、ポテトフライをソースに浸して食べるのが主流だそう。。流石にそれは高カロリーすぎだと思って、ポテトフライは控えてしまいましたが、隣で食べているポルトガル人がいて、すごく美味しそうだったな(笑)

私たちが頼んだメニューは下記の通りです。

  • Francesinha no Forno com Ovo (2024年10月時点13.80 EUR、約2,280円)…目玉焼き付きを注文してみました。
  • Salada de Alface Romana com Rosbife (2024年10月時点で14.00 EUR、約2,310円) …ローストビーフ風のお肉が乗っているサラダで、パワフル系サラダでした。

Madeira – Casa da Penha –

最後はMadeira諸島です。Lisbonから飛行機で約2時間。ポルトガルからさらに西、少し南下した大西洋にポツンとした島があります。サッカーで有名なクリスティアーノ・ロナルドの出身地でもあるそうで、降り立った空港の名前は「Aeroporto Internacional da Madeira – Cristiano Ronaldo」と書かれていました!

ポルトガル本土の雰囲気とはまた違って、異国情緒な雰囲気が漂います。ホテルの近くにCasa da Penhaという良さげなレストランを見つけたので、行ってみることにしました。なんと2023年のビブグルマンに選ばれたようで、値段は少しお高めでしたが味はものすごく美味しかったです!

お肉料理に鶏肉のピリピリソース和え&付け合わせ野菜、お魚料理にシーフードリゾットを注文しました。そんなに食べるはずではなかったのですが、ものすごい量で出てきてびっくり!ポーションはどれくらいかきちんと聞くようにしましょう(笑) ポルトガルはお店によって1ポーションの量がそれぞれ異なった印象を受けました。

  • お肉:Frango “Piri-Piri” (2024年10月時点17.75 EUR、約2,930円) …上側の写真の通り、鶏肉の量はそんなに多くなかったのですが、付け合わせで後から出てきた野菜料理が多めでした。
  • お魚:Arroz de Mariscos (2 Pessoas) (2024年10月時点48.50 EUR、約8,000円) …下側の写真になりますが、これが1人あたり3, 4杯分くらいあったような気がしますが、これで一応2人前とのこと。

いかがでしたでしょうか。

ポルトガルについての情報はまだまだ少ない観光地のようですが、大のお気に入りになったので、ちょっとずつ配信していけたらと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました